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Paradise & Lunch(胃がんの記録) hottuna.exblog.jp

愛犬ショコラが天に召され、淡々と過ごす日々だったが2016年8月に胃がん手術、闘病記となった。(2011.7.Sep)


by eday_eday

胃全摘出の後遺症

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身体が発する不快な症状はその原因やその不快さが生じる理屈・メカニズムがわからないと非常に不安を覚る。
目下のところ胃全摘出の後遺症と心臓の状態がとても気になる。
朝起きて食事を取ると昼ごろまで強い眠気、倦怠感に襲われる。同時に指先が冷たく冷える。
昼食事をすると同様の症状が出る。これはダンピング症候群だと思う。
口の中で良く噛んで食べ、胃と同じような状態に口の中で食物を咀嚼することだが
なかなか胃のあったときの記憶があるのでゆっくりしたペースで食事するのは難しい。
従って食事をするとダンピングが生じて調子が悪い。血糖値が上がっているので
糖尿病にならないかと心配している。ある程度飲み込む速度がないと食べ物が旨くない。
不思議なことで水が勢い良く飲めない。ジュース類はゴクゴクとは言わないが
それなりの速いペースで飲めるが水はつかえるこれはどうしてなのだろう。
それが後遺症だ。この不快感は一生続くのだろう。また、ラーメンなど食べたくとも
食べられない。他の人のブログでは平気で食べている人も見かけるが、胃全摘出といっても個人差があるようである。
また、喉と腸が直接繋がっているので歩くと揺れるような気がする腸が歩くたびに下にひっぱられて
気持ちが悪い。そのうち、鉄分、亜鉛、カルシュウムの欠乏で血液障害や骨粗しょう症が生じるのかも知れない。
病気のデパートのような状態で暮らすと思うと精神的にも負担がかかる。
また、心臓の働きが悪く階段の上りで呼吸が追いつかなくなる眩暈がするような苦しさが伴う。
このことで登山の趣味は続けることはできない。高尾山でも難しい。
フロセミドという利尿剤を飲まなければ浮腫んでしまい自力で浮腫みを解消できないほど心臓が
弱ってしまっている。これは抗がん剤のせいなのか?
そうだとしても抗がん剤を止めている現在も直らないということは不可逆的傷害が生じていることになる。
確かにTS-1にも心臓への障害がでるとの記述もある。しかし、因果関係は分からない。
また、視力が極端に落ちて2.0から0.7以下となり目が霞むようになった。
そしていつも眠たい。今のところは生きているが何か更に問題が出るのではと不安になる。
決してうつ状態ではないが、何かやる気がしなく無気力な状態が続く。
抗がん剤をやめようと思ったのはこのような状態で更にQOLが低下したら
生きる気力もなくなるのではないかと思う。抗がん剤を止めることが例え死へのカウントダウンとなっても
後1年ぐらい今の状態が保たれれば十分人生を楽しめると思うから60代で亡くなっても
本望じゃないかと考えるようになった。もちろん癌に打ち勝とうと治療を継続している
人は多いだろう。しかし、今の状態は不快で前向きになれない自分がいるのも事実である。
敵前逃亡になるが正直、疲れている。昔のように生き生きとできないし、
昔に戻れないのだから。。。今は自分のことだけ考えて生きてゆきたい。
最後の我がままかも知れない。


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# by eday_eday | 2018-06-09 14:20 | 病気(胃癌)

ある癌と戦う人のブログ

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癌の再発が不安だと患者目線で書かれたブログを見たくなるものです。
癌はそのステージや年齢、抗がん剤やその他の治療が効く人効かない人など
様々です。自分のケースと似ている人がいても同じ状況ではありません。
ブログから得られる情報は癌とどう向き合うかその人の考え方や意思からの
学びだと思ってブログを読んでいます。
そのような中である癌と戦っている人のブログに出会いました。
その方は40歳前半の女性の方で胃癌から癌が拡がり
子宮、卵巣にも転移し、余命1年と言われた方です。
さらには腹膜播種と癌が進行し、
それでも抗がん剤など副作用に耐えて癌と真正面から戦い続けている方です。
ブログからひょっとして私と同じ病院に通院していることが
わかり親近感を覚えました。ブログの記事の途中のページが
検索に引っかかりこの方のブログにたどり着きましたが、
その壮絶な治療過程に驚き、ブログの最初から現在までを一気に
読みきりました。自身の体がボロボロになっても頑張って
治療に専念している姿に自然と涙がこぼれました。
そして尊敬し、教えをいただいています。
余命1年を5年以上生き抜き、現在も癌と戦い続けている姿は
並大抵の気力では無いと思います。
この方は、自身の弱音も表現しますが常に冷静に現状や未来について
見つめています。これがこの方の凡人に無い才能、才覚だと思いました。
凡人の私ではまねもできません。
頑張って今の状況を乗り切って癌に打ち勝っていただきたいと心から祈ります。
# by eday_eday | 2018-06-06 11:20 | 病気(胃癌)
今日も気分が悪い。心臓と眠気に悩む_a0240026_20165027.jpeg
胃癌手術より649日目
ブログもしばらく書いていなかったが、最近は休みになると5キロメートルほど歩いている。心臓へ負荷をかけるとどのような状態になるのかとか自分で確かめるためである。また、以前の状態に戻るのではないかとの未練もあるが、それは望めないようである。
途中チョットした坂があるがここが難関で心臓がバクバクする。以前はほとんどなにも感じないで歩けたのに息苦しい。
散歩は周回コースを5周するので1周約1kmのコースである。従って、5回この坂を通るが心臓のバクバク感は変化なく起き、かなり心臓が弱っているなと感じる。
また、食事を取ると指先が冷えて眠くなり、この眠気は1日中続く。これが一番不快な症状、なんか終わりが近いようなネガティブな
気持ちになる。胃を切り取った後遺症なのか、心臓の機能低下とこの眠気が目下の心配事である。
利尿剤を飲まないと自力で浮腫みが取れず情けなく思う。ストレスがたまる毎日である。
自分は進行がんでリンパ節に1つだけ転移していた。また、胃壁の漿膜まで達していてステージ2Bとのことなので転移の可能性は十分ありえる。
いわゆる直らない癌で再発したら覚悟を決めなければならないと思う。



# by eday_eday | 2018-05-31 11:33 | 病気(胃癌)

TS-1再開しない

今日、医師よりTS-1を再開するよう奨められた。癌のことはしばらく忘れていた。というより希薄になっていたので現実に引き戻された。主治医は再開した方が良いとのことだったが、気持ちとしては再開したくない。なんとなく投げやりな気持ちもあるが、心臓が弱っていることや胃全摘の不快感があるなかで抗がん剤に身体が堪えられるのかとの思いが強い。TS-1はがんの再発率を低下させる予防的な意味で重要、必要であることは承知、理解している。しかし、現在、抗がん剤の副作用に関係があるかないか分からないが、心臓の状態が悪く息切れが酷く、抗がん剤を飲んでいないにも関わらず続いている。もし、飲まずに再発しても自業自得であるが、また、ステージ2Bの5年生存率も67%と決して安心できる数値では無いが再発してから考えれば良いと思っている。もし、運悪く再発しても良いと思っている。
というのも現在も日常的に常に眠く、やる気がしない、更に抗がん剤を飲んで身体を不快にすることがたとえ死と引き換えであってもQOLを落とすより良いと思う。
身体が本能的抗がん剤を拒絶している。これはかけであるし、多くの場合は自分は運が無いほうでかけには負けることが多いが、戦う気力が落ちた。
後1年で引退するが引退後1年ぐらいもてばやりたいこととも出来そうである。60代で死ぬのも淋しいが長生きできて老化してゆく自分もただ流されているようで嫌な気分もする。老人性のうつなのか最近、気持ちが萎えることが多い。何か忘れ物をしているような気もするが何も忘れてはいないのだろう。
抗がん剤の再開は止めようと思う。
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# by eday_eday | 2018-04-27 16:43 | 病気(胃癌)

心臓は最悪の状態

胃癌とは関係が無いのかも知れませんが、心臓の調子が悪く、階段を登ると以前にはなかった息切れがします。階段を登るために必要な酸素が心臓からうまく送れないようで息が詰まるような不快感がこみ上げてきます。登山とかは今のままでは無理そうです。高尾山にも登れないぐらい酷い有様です。
心臓は最悪の状態_a0240026_17544665.jpg


# by eday_eday | 2018-04-07 14:08 | 病気(胃癌)